質問倶楽部

人生は筋書きのない脚本ドラマのようなもの。そして、私達は毎瞬毎瞬何が起こるかわからない、舞台の上でそれを演じているプレーヤーである。その演じ方にも様々あって、あらすじがわからないだけに先を読んで演じようとする人もいれば、単に周りと同じように演じる人もいる。また、何かしら事が起こるまでじっと待っている人もいます。


何が起こるか分からないと言う事実は、私達にとっては間違いなく脅威です。
だから、本能的にどうにかして身を守ろうとします。先ほどのことは、自分達の身を守る為に生み出した知恵であると言えるでしょう。


しかし、先を読むことにも限界は有ります。更に、その読みが毎回毎回当たるという保証はどこにも有りませ。特に、コミュニケーションに於いてはそれは顕著ではないでしょうか。また、毎回毎回、周りの人が演じるようにしていて楽しいでしょうかその様にすれば、危険を回避できるので安心感は得られるかもしれません。でも、充実感や満足感、達成感と言った想いは決して得られることはないでしょう。


そう考えてみると、大切なことは、今ここ、そして、主体的に行動することに尽きる。目の前で起こっている（起こった）ことに意識を集中してそれに対して自分が出来ること（自分がしたいこと）をする。



それをする事に抵抗が出る時もあるかもしれない。


でも、そんな時は想い出して欲しい。



人生という脚本のないドラマはあなたの一挙手一投足で次々と変化し展開して行きます。それには、主人公であるあなたがまず一歩を踏み出さない限りは始まらない。


周りと違うことに恥ずかしさを感じていてもいい。周りより能力的に劣っていることに劣等感を感じていてもいい。


どんな状態でも良いから、とにかく、自分らしさを発揮して小さな一歩を今、踏み出して欲しい。


それを繰り返して行くうちに、周りの人達との違いを卑屈に感じるのではなく、違いが有るからこそ自分の存在意義が在ると考えられるようにきっとなる




人生という脚本のないドラマは、脚本がないところにその最大の面白さがあり、難しさがある。



だけど、一端、脚本がない舞台を毎瞬毎瞬、主体的に演じる楽しさを知ったらやみつきになること間違いなし




一種の麻薬みないなものかも(爆)