雑音を消さない
何かしら行動を起こそうとした時に、自分の内側から声が聞こえてくることはないだろうか? または、そのようなものが聞こえてくるような気がしたことはないだろうか?
それが自分の背中を押してくれるような励まし系などの場合は良いのですが、逆方向へ導きそうな凹まし系の場合には考える必要があります。
どうやったら、ノイズを消せるだろうか。
どんな方法を使えば、この雑音を心地良い音色へ変えられるか。
どうやって
どうやって
どうやって
これまでは、この様に考えてきました。ていうか、この様な思考しかできませんでした。今でもこの考え方が間違っているとは思いませんが、不自然なことをしようとしていたような気がします。
自然に湧き出る、湧き起こることに対して、それをムリヤリ消そう若しくは変えようとすることは、不自然ですし自分を否定している感じさえします(これまでは、気付きませんでしたが…)。
誰だって、ムリヤリ変えられるのには抵抗します。同じことが、この場合も起こっているのです。だから、簡単には変わらない。良いと分かっていても、なかなか受け入れられない。
それじゃ、どうするか
やっぱり、無理矢理変えようとしない。これがキモだと思います。
何かしら聞こえてきた時は、そのままにしておく。それに評価を加えない。
ただただ、それがあるがままにしておく。
そして、その状態のまま意識は対象となるものに集中する。なれるまでは、とても遣りにくいですが、これまで遣ってきた方法とは全く違うやり方なので、それは仕方のないこと。時間を掛けて、じっくり遣って行くしかありません。
これを遣ると、声が聞こえて来なくなるのかどうか定かではありません。しかし、これまで以上に自然体で居られることは間違いないと思います