後悔しない生き方
先週の金曜日に、職場の大先輩が亡くなられた。
帰宅の準備をしている時に、
突然飛び込んできたその知らせ。
その場に残っていた誰もが、まさか!と思った。
誰もが信じたく無かった。
誰もが、自分の耳を疑った。
そして、誰もが心の中で涙した・・・。
人の命ってこんなにも儚いものなのか
人の命って、こんなにも尊いものなのか
その事を気付かせてくれた、大先輩の死。
遺影の中の先輩を見てると、今にも自分に声を
掛けてくれそうな、そんな感じさえする。
もう二度と逢えないなんて、とても想えないし
想いたくもない・・・。
自分は、先輩に何をして上げられただろうか?
先輩から学んだ事は、数えられない。
仕事の事だけでなく、それ以外の事についても
教えてくれた。本当に感謝の気持ちで一杯だ。
それと同時に、後悔の念もある。
先輩に感謝の想いを伝えられなかった。
本当に残念で悔しい。
我々は普段、命がいつまでも続くものだという幻想を
見続けている。少なくとも自分は大丈夫だろうと考えている。
その幻想は、いつまでも続かない。儚い夢だ。
そして、その幻想から覚めた時には既に遅すぎる。
どんなに後悔しても、もう時は戻らない。
もう、こんな辛く悲しい思いは沢山だ。
そして、もうこんな後悔はしたくない。
だからこそ、毎日、今日が人生最後の日という気持ちを
持って過ごして行く。そしたら、自分の遣りたい事や大切に
している事が見えてくる。
人は意識しないと気付かない生き物だと思う。
そして、気付かない限りは又同じ過ちを犯してしまう。
「もし、あなたの人生が残り3日だとしたら、何をしますか?」
大先輩のご冥福を心よりお祈り申し上げます・・・(合掌)
本当に有り難うございました!