後悔しない生き方

tsu-ka-

2008年10月06日 22:30

先週の金曜日に、職場の大先輩が亡くなられた。
帰宅の準備をしている時に、
突然飛び込んできたその知らせ。
その場に残っていた誰もが、まさか!と思った。
誰もが信じたく無かった。
誰もが、自分の耳を疑った。
そして、誰もが心の中で涙した・・・。

人の命ってこんなにも儚いものなのか
人の命って、こんなにも尊いものなのか

その事を気付かせてくれた、大先輩の死。
遺影の中の先輩を見てると、今にも自分に声を
掛けてくれそうな、そんな感じさえする。
もう二度と逢えないなんて、とても想えないし
想いたくもない・・・。

自分は、先輩に何をして上げられただろうか?
先輩から学んだ事は、数えられない。
仕事の事だけでなく、それ以外の事についても
教えてくれた。本当に感謝の気持ちで一杯だ。
それと同時に、後悔の念もある。
先輩に感謝の想いを伝えられなかった。
本当に残念で悔しい。

我々は普段、命がいつまでも続くものだという幻想を
見続けている。少なくとも自分は大丈夫だろうと考えている。
その幻想は、いつまでも続かない。儚い夢だ。
そして、その幻想から覚めた時には既に遅すぎる。
どんなに後悔しても、もう時は戻らない。


もう、こんな辛く悲しい思いは沢山だ。
そして、もうこんな後悔はしたくない。

だからこそ、毎日、今日が人生最後の日という気持ちを
持って過ごして行く。そしたら、自分の遣りたい事や大切に
している事が見えてくる。
人は意識しないと気付かない生き物だと思う。
そして、気付かない限りは又同じ過ちを犯してしまう。


「もし、あなたの人生が残り3日だとしたら、何をしますか?」



大先輩のご冥福を心よりお祈り申し上げます・・・(合掌)
本当に有り難うございました!