もどかしさ
昨日は、週一のインプロの日。
昨日で3回目でしたが、やっぱりインプロって
奥が深い。というか、難しい(その分楽しさも大きいけど)
何が難しいかって、インプロの基本は
「Don’t think feel」
つまり、
インプロは、シーンを演じる時に何も考えず、
その瞬間に感じたことをそのまま表現することを
大切にしている。
それは、思考が入ってしまうと、どうしても
自分の枠から抜け出すことが出来ないから。
自分が感じたことを思考が入る前に表現する。
そうすることで、創造的で自由な表現が出来る。
時には、演じている本人さえもビックリするような
事が起こる。インプロの楽しさ・面白さってここにある!
自分には、そこがまだ出来ない。
感じたことや湧いてきたアイデアを素直に表現する。
言葉にすれば、ただこれだけのことなんだけど、
なかなか出来ない。
どうしても、見た目や体裁、恥ずかしさ、正しさが
優先して、内から湧き出るモノを堰き止めてしまう・・・。
そうなると、本来の自分の良さ(個性)が出ない。
インプロの楽しさの1つは、演じる人それぞれの
個性ある演技だと思う。
他人の真似ではなく、ありのままの自分。
型にはまった演技ではなく、不細工でも「らしさ」が
出ている演技。
その「らしさ」を出す為には、枠を破らなければ
いけないと思う。枠を破るとは、とりあえず、
思考をストップさせ、目の前の相手にフォーカスする。
それに尽きるのではないかと思う。
目の前の相手が何を求め何をして欲しいのか?
それを身体で感じる。言葉はもちろん、その動作や
視線、頭の動かし方や手や指の動きから何をして
欲しいのかを感じ取る。
そして、その感じたことを素直に表現する。
もちろん、何も考えずに。
正しいだとか、こうやったら笑われるだろうだとか
そういった一切のことを考えず、ただ演じる。
どうせ、笑われるんだから、遣るだけ遣ってみよう!!!
この精神を忘れずに、これからもインプロを
楽しみたいと思います。